夏が旬の野菜「さやいんげん」
よく似た名前で「さやえんどう」もありますよね。
違いってなんだろう…
よく小鉢にちょこんと盛られているのを見ます。
脇役のイメージ強めですが、栄養もしっかりあるのでしょうか?
家で使うときに使いきれず冷凍するって方もいますよね。
実は間違った冷凍方法があるって知っていましたか?
そんなさやいんげんについて紹介します!
さやいんげんとさやえんどうの違いって?
名前はよく似ていますが、全く別の野菜です!
写真左がさやいんげん。
小鉢に入ってるごま和えとかでよく見ますね。
一方写真右がさやえんどうです。
よく肉じゃがに使われるのを見ます。
さやいんげんはサヤごとインゲン豆を食べる野菜。
さやえんどうはサヤごとエンドウ豆を食べる野菜なんです。
どちらもサヤごと食べるところは同じですね!
ちなみに…
さやえんどう、豆苗、グリーンピースは同じ野菜なんですよ♪
さやいんげんの栄養成分を紹介!
さやいんげんの生とゆでの栄養成分を紹介します。
ゆでても成分はほとんど変わらないことがわかりますね♪
さやいんげんの栄養効果5選!
さやいんげんに含まれる栄養とその効果を解説します。
1.さやいんげんは【生活習慣病予防】に効果的
さやいんげんに含まれるβーカロテンは生活習慣病予防に効果的です。
βーカロテンは体内でビタミンAに変換されます。
ビタミンAは粘膜のダメージを回復させる効果があるんですよ♪
目の機能、皮膚や粘膜の健康を保つための重要なビタミンといえます。
免疫を高める効果もあるので予防には最適なんです。
ビタミンAに変換されないものは抗酸化物質として働くことになります。
これが動脈硬化やがんなどの生活習慣病予防へ繋がるのです。
老化防止にも効果ありなんですよ。
2.さやいんげんは【高血圧予防】に効果的
さやいんげんに含まれるカリウムには高血圧予防の効果があります。
体内のナトリウム(塩分)を外へ排出するのがカリウムの役目です。
体にある不要物を外へ出すことで高血圧予防に繋がるんですね。
利尿作用もあるので、むくみ予防にもなります。
3.さやいんげんは【代謝アップ】効果がある
さやいんげんには代謝をよくするビタミンB1とリジン(必須アミノ酸)が含まれます。
4.さやいんげんは【脂質の代謝をサポート】する
さやいんげんには脂質の代謝をサポートするビタミンB2が含まれます。
ビタミンB2は脂質をエネルギーに変換してくれるんです!
脂質が新しい細胞をつくることをサポートします。
皮膚や粘膜の健康にもつながるんですよ。
「成長ビタミン」とも呼ばれるそうです。
子どもや胎児の発育を助けてくれるんですね。
5.さやいんげんは【疲労回復】に効果的
さやいんげんには疲労回復効果があるアスパラギン酸が含まれます。
アスパラギン酸には有害なアンモニアの排出を促す作用があるんですよ。
中枢神経を守りスタミナ増強にも期待ができます。
アスパラギン酸はアスパラガスから発見されたのでこの名前が付けられています。
疲れた日の食事にはさやいんげんを摂り入れてみよう!
冷凍のさやいんげんは栄養なし?
さやいんげんを冷凍しても栄養はなくなりません!
でも間違った方法で冷凍や解凍をすると栄養を損なう原因に…
正しいやり方をご紹介します♪
さやいんげんの正しい冷凍方法
さやいんげんはゆでてから冷凍しましょう。
目安は40秒ほど。
少し固めで大丈夫です。
生のまま冷凍すると、解凍したときに栄養やうまみが流れやすくなります。
理由は、さやいんげんに含まれる水分が凍り細胞を破壊…
解凍したときに、傷ついた細胞から水と一緒に流れてしまうわけなんです。
ゆでることで野菜の水分を減らし、栄養が流れるのを防ぎます。
後はいんげん同士が重ならないよう保存袋等にいれ冷凍庫へ。
重ならないようにすれば、凍るスピードも速まります。
さらに栄養が損なわれずに済みますよ♪
冷蔵での保存期間は3~4日…
でも冷凍だと1か月ほど保存ができるんです。
市販の冷凍ものも急速冷凍されてるから栄養ありってことなんだ!
さやいんげんの正しい解凍方法
さやいんげんは加熱して解凍しましょう!
常温解凍だと時間がかかるので栄養が流れやすくなります。
サッとゆでるか、レンジで加熱して解凍してください。
さやいんげんの栄養を効率よく摂取できる調理法
バランス良い食事を心がけましょう。
まとめ
さやいんげんは病気の予防、疲労回復効果がある野菜です。
ぜひ普段の食事に摂り入れて、健康を心がけましょう♪
今日はさやいんげんのごま和えにしようかな。
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